イギリスのシンガーソングライター、ケイト・ブッシュ。私の大好きなアーティスト。歌姫です。
出あったのは高校生のとき。(高校時代の後半は洋楽漬けでした)
「嵐が丘」はファーストアルバム「The kick inside」(邦題、天使と小悪魔) に入っていて、数枚あるアルバムの中の曲で、一番好きなものです。
彼女は10代のとき、ピンク・フロイドのメンバーの一人に見出され、当時、天才少女といわれていました。少女と若い女性の感性がこめられた歌の数々。頭のてっぺんから出しているような高域の声が特徴。
当時テレビでビデオクリップで「嵐が丘」が流れていて、白いレースのドレスを着たケイトが側転しながら歌っていた。「何者?この、お姉さん?」高校生の私には衝撃が走りました。そう、彼女はパントマイムしながら歌うシンガーでした。
「嵐が丘」は有名なエミリー・ブロンテの小説からインスパイアされて作られたのもでした。わたしはこの小説が大好きで、それもあってたぶんナンバーワンはこれなのかもしれませんが。
「嵐が丘」のお話し。
イギリスの風吹きすさぶ荒野に嵐が丘と呼ばれたお屋敷がありました。そこのご主人に拾われてきた孤児ヒースクリフと屋敷の少女キャサリンの報われない愛。
「あなたは私、私はあなた。けして離れることはできないのよ」強い絆で結ばれた二人でしたが、気持ちの行き違いがあり、「自分は捨てられた」と思ったヒースクリフは出奔する。
そして・・・・数年後、彼は大金持ちになって嵐が丘に帰ってくる。
自分を裏切ったキャサリンとキャサリンを奪った男とその家族、自分を虐げた人々に復讐するために。
キャサリンは嫁ぎ先で難産の為に死亡。キャサリンの墓の前で号泣するヒースクリフ。ひそかに彼女のお墓の隣に自分の墓を作り仕掛けをし、自分の死後自分とキャサリンの遺骸が一つになるように。
そのあとは、キャサリンの亡霊もとめて、狂ったように荒野をさまようヒースクリフ。周りを取り巻く人々にもいろいろあって・・・。というカンジなのですが、この二人のパッションにやられて、小説読んだ当時、すごいショックでした。(二十歳位のとき)今もショック続いてます。映画とかも何度もリメイクされていて、ちゅごい。
何がいいって、こんなに情熱的にいっぺん男性に愛されてみたいもんだね。という。ヒースクリフ、少しづつ、壊れていくし。
・・・で、ケイト・ブッシュですが、死んで幽霊になったキャサリンになりきったケイトが、「ここは寒いわ、冷たいヒースクリフ、私の夢、わたしのただ一人のマスター」と歌う。
ヒースクリフにかしずいてる感じで・・・私そういうの好きなトコあるんで(笑)(亭主関白とかあこがれてるし(笑)ここが好きなのね〜。おほほ。
小説は女性向けなカンジがしますが、男性にも読んで欲し
い、純文学ですね。
春に見に行った映画「ライラの冒険」でエンドタイトルのところで、ケイトがテーマソング歌っていて、すごく懐かしく思いました。
「嵐が丘」はいつか死ぬまでに、描いてみたい題材です。

「イギリス版アルバムジャケット」